▲ユ・ドンギュ元城南都市開発公社企画本部長/NEWSIS

 いわゆる大庄洞開発疑惑に関連し、城南都市開発公社のユ・ドンギュ元企画本部長は24日、大庄洞事業の推進過程で自分が報告を行う前の時点で民間事業者の思惑に沿った指針が下されたと主張した。ユ元本部長はまた、「李在明(イ・ジェミョン)城南市長(当時、現民主党代表)が先に、南旭(ナム・ウク)弁護士らが事業入札に参加するのが望ましいという話を切り出した」とも話した。

 ユ元本部長は同日報じられたJTBCとのインタビューで、 2014年の地方選直後、李市長に大庄洞開発の事業者の役割について直接報告を行ったとし、「南旭氏とか金万培(キム・マンベ)氏は李市長再選をかなり支援しており、その部分を私が李市長にも明確に伝えた」と語った。

 ユ元本部長は李市長に対し、民間事業者の思惑に反し、入札で事業者が決まるのは困ると報告したという。 それに対し、李代表は南旭氏や金万培氏らの入札参加を先に提案したという。ユ元本部長は「『参加すればいいじゃないか』と(李代表が言ったと)記憶している」と話した。

 その後の事業推進過程では、ユ元本部長が報告を行う前に民間事業者の思惑通りに指針が下されたという。ユ元本部長は自分が利益回収方法を追加で示すと、李市長からは民間事業者を心配する言及があったと主張した。

 ユ元本部長は「(李代表に)『私が金庫番だ』『市長、私によく思われないとだけですよ』と冗談半分で言ったらにらまれた」と振り返ったほか、「(私が)ミスをしたんだ。(私は)直系ではないから。鄭鎮相(チョン・ジンサン)ほどになって、秘密を共有するのが直系だ」と話した。

 ユ元本部長は「あの方(李在明氏)は私を汚れたというが、本当に汚れたのは誰なのか自ら振り返ってほしい」とも語った。

オ・ギョンムク記者

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