▲写真提供=海兵隊司令部

 (アンカー)

 北朝鮮は昨年だけで100発余りのミサイルを発射し、今年も挑発する意志があることを強調しています。韓国軍兵士たちも万全の準備態勢を維持しています。「大韓民国の1%」という自負心を持つ海兵隊捜索隊員たちが氷点下20℃の寒さの中、山岳訓練場で上半身裸になって勝利のための訓練を続けています。

 ク・ミンソン記者がお伝えします。

 (記者リポート)

 敵陣深く入り込んだヘリコプターから海兵隊の捜索隊員たちがロープを伝って降下してきました。

 白い迷彩服を着てスキーを担ぎ、森の中で待ち伏せした後、望遠鏡で敵軍の位置を把握します。

 その後、狙撃兵が銃弾を標的に命中させました。

 任務を果たした兵士たちは、軍靴を履いたままでスキーができる「テレマークスキー」で素早く敵陣から脱出します。

 兵士たちは標高約1,400メートル、氷点下20℃の寒さにもかかわらず、上半身裸のまま雪原をほふく前進でゴムボートの障害物を通り抜ける雪上体力訓練もしました。

 雪原訓練は1980年から43年間続いている訓練で、今年は兵士約160人が参加しました。

 (シン・ミョンジェ中佐 /海兵隊第2師団捜索隊隊長)

 「今すぐ敵と戦っても勝てる、海兵隊らしい戦闘専門家になれるよう訓練に取り組んでいます」

 今日からは400キロメートルの区間を武装状態で移動する「千里行軍」を始めます。

 (海兵隊捜索大隊)

 「今年も国民と共に勝利する海兵隊になります。大韓民国ファイト!」

 テレビ朝鮮のク・ミンソンがお伝えしました。

(2023年1月24日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)

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