社会総合
夜空に虹色の発射体、住民騒然…韓国軍「固体燃料ロケットの試験飛行」
(アンカー)
少し前のことです。今日の夜、韓国各地からこうした場面を目撃したという方々の情報提供が相次ぎました。一度よくご覧になってみてください。宇宙人が乗ってきた宇宙船だと勘違いしてもおかしくないでしょう。各報道機関にも情報提供が数百件寄せられ、騒動が広がるや、韓国軍が正体を明らかにしました。韓国が開発中の「固体燃料推進宇宙発射体(ロケット)の試験飛行」だとのことです。
キム・チャンソプ記者がお伝えします。
(記者リポート)
白い物体が虹色の尾を引いて空に昇っていきます。昇っていった物体はすぐに明るい光を放ちました。
「あれは何だ? うわぁ、不思議だ」
この物体が目撃されたのは今夜6時過ぎ。ソウル市、忠清南道牙山市、京畿道坡州市、慶尚北道慶州市など全国各地で目撃されました。
「UFO(未確認飛行物体)ではないか」と不思議がる人もいましたが、一部には「北朝鮮のミサイル発射ではないか」と疑う人もいました。
(イ・ユンソク/目撃者)
「何か飛行物体のようなものが光を放っていたんです。本当にすごく強い光でした」
(イ・ドンヒ/目撃者)
「虹色の、こんな風に長いしっぽのような光が出ていて、それがパーッと広がりながら…ミサイルじゃないかって、少しそんな気もして…」
全国各地から同様の通報が相次ぐと、国防部は「韓国で開発中の固体燃料推進宇宙発射体の試験飛行だ」と発表しました。
国防部は飛行試験前に領空や海上の安全措置を取ったものの、軍事保安上、発射前まで秘密にしていたと説明しました。
テレビ朝鮮、キム・チャンソプでした。
(2022年12月30日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版