▲写真=アバンテN

【NEWSIS】米国で、車で走行中に100メートル下の渓谷に転落したカップルが、現代自動車の安全性能のおかげで助かったことが分かり、話題となっている。カップルの乗っていた車は現代自のエラントラN(韓国でのモデル名:アバンテN)だった。

 米紙ワシントン・ボストなど外信が27日に報じたところによると、クロエ・フィールズさんとクリスチャン・ゼラダさんは今月中旬、現代自のエラントラNでカリフォルニア州ロサンゼルスを旅行していたところ、アクシデントに見舞われた。

 2人はロサンゼルス郡にあるエンジェルス国立森林公園を走行していたところ、砂利道でスリップし91メートル下の渓谷に転落。この事故でエラントラNは原型をとどめないほど大破したが、2人は軽傷で済んだ。

 事後の後、フィールズさんは自身のSNS(交流サイト)に「現代自のエラントラNは本当にすごい。91メートル下に転落しても私は生きていた」とつづった。

 これより前の今年5月、チェコ出身のアイスホッケー選手、ヤロミール・ヤーガーさんもSNSに、衝突事故で左側が潰れた起亜EV6の写真を投稿し「起亜が私を救ってくれた」とつづっていた。

 昨年2月には、「ゴルフの皇帝」ことタイガー・ウッズ氏が、男子ゴルフのジェネシス招待のイベント車両としてスポンサーの現代自から提供されたジェネシス「GV80」を運転中、横転事故を起こしたが、命に別状はなかった。このときGV80は中央分離帯と木に激突したが、事故の衝撃に比べて内部はさほど損傷していなかったという。ウッズ氏はリハビリを経て今年4月のマスターズで復帰した。

 現代自グループの関係者は「独自の安全技術の他にも、世界初の技術が適用されたエアバッグや、車のグレードに関係なく適用されている先進運転支援システム(ADAS)などによって、世界の自動車安全評価機関から高く評価されている」として「今後もユーザーの安全を最優先哲学と考えて、最上の製品開発のために力を注ぎたい」とコメントした。

カン・ジュヒ記者

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