在日韓国人の映画監督、崔洋一さんが27日、東京都内の自宅で死去した。日本の共同通信などが報道した。1983年に『十階のモスキート』でデビューした崔洋一さんは『月はどっちに出ている』(1993年)で日本の下層民の生活を真摯(しんし)かつコミカルに描いた。日本の国民的俳優・北野武(ビートたけし)が主演した『血と骨』(2004年)では成功を夢見て済州島から大阪に渡った男を通じ、哲学的な問いかけをして高く評価された。2007年にはチ・ジニとカン・ソンヨンが主演を務める初の韓国映画『ス SOO』も手がけた。国外者の視線から日本を見つめる映画を数多く監督した。また、日本映画監督協会理事長も務めた。

朴敦圭(パク・トンギュ)記者

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