今年に入って韓国人と日本人の相手国に対する好感度が共に上がっていることが明らかになった。どちらも好感度の高い集団は「MZ世代」「相手国訪問経験者」「相手国大衆文化消費者」であることが分かった。

 韓国の学術研究機関「東アジア研究院(EAI)」は、日本の非営利シンクタンク「言論NPO」と共同で実施した韓日国民相互認識調査の結果を1日、発表した。今回の調査は韓日両国で計2023人を対象に行われた。

 韓国人の日本に対する印象は「良い」が30.6%で前年比10.1ポイントの増加だった。日本人の韓国に対する良い印象は30.4%で前年比5ポイントの増加だった=グラフ参照=。両国の好感度の数値は、2019年に日本製品不買運動が起こる前の水準に近づいて回復しており、両国の好感度とも増えたのは2016年以来だ。

 その一方で、「悪い印象を持っている」という人の割合は減ったことが分かった。韓国人で「日本に対し悪い印象を持っている」という人は52.8%と前年比8.6ポイント減、日本人で「韓国に対し悪い印象を持っている」という人は40.3%と前年比8.3ポイント減だった。

兪碩在(ユ・ソクチェ)記者

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