政治総合
文前大統領、李在明氏批判ツイートへの「いいね」は「誤って押した」
文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)総括常任選挙対策委員長を批判するツイートに「いいね」を押したことをめぐり、文前大統領の関係者は「単なるミス」と釈明した。
文前大統領は1日、あるネットユーザーがツイッターに投稿した「同感です。あのクズ(李在明)のせいで復活したクッチムのクズたちのせいかと思われます」というコメントに「いいね」を押した。「クッチム(国民のお荷物)」とは、共に民主党寄りのネットユーザーたちが与党・国民の力をさげすんで呼ぶ時の表現だ。
このコメントは、別のユーザーが書いた「投票しながらこんなに腹が立ったのは初めてだ。前の京畿道知事、大統領選挙時はこれほど腹が立つことはなかったが、李在明というクズのせいで、いったいこれはどういうことなんだ?」というツイートに対するコメントとして投稿されたものだ。6月1日の第8回全国同時地方選挙(統一地方選挙)・国会議員補選で民主党の惨敗が予想される中、李在明委員長の責任を指摘する内容だった。
文前大統領は現在までに、問題のコメントへの「いいね」を取り消している。
文前大統領の関係者は、チョソン・ドットコムの電話取材に対し「『いいね』を文前大統領が自分で押したのは本当だ」としながらも「ツイッターを見ている途中で誤って押したと言っている。文前大統領はどんな投稿にも自分で『いいね』を押すことはない」と話した。
関係者はまた「これまでに『いいね』を押した投稿は、文前大統領がデジタル疎通センターのSNS管理チームに指示したものだ。自分で押したものではない」と説明した。
キム・ミョンイル記者