野球
MLB:柳賢振、韓日先発投手対決で16年ぶり勝利
【NEWSIS】米大リーグ(MLB)トロント・ブルージェイズの投手・柳賢振(リュ・ヒョンジン、35)が個人通算5回目の日本人投手と先発対決で初めて勝利した。
柳賢振は27日(韓国時間)、米カリフォルニア州のエンゼルスタジアム・オブ・アナハイムで行われた2022大リーグロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登場した。
先発投手の対決に熱い関心が寄せられた試合だった。エンゼルスはこの日、「二刀流」大谷翔平(27)を先発登板させ、韓国と日本が誇る大リーガーたちの対決が実現した。
2013年に大リーグ入りした柳賢振はこれまで日本人投手と4回先発対決を行ってきたが、一度も勝利投手になったことがなかった。4試合で3敗しただけだった。
柳賢振はこの日、エンゼルスを相手に5イニングで6被安打、1四球、1奪三振、2失点を記録した。5-2でリードした5回までマウンドに立った柳賢振はチームが6-3で勝ったことから今季2勝目を挙げた。
大谷はブルージェイズ打線にやられた。6イニングを投げた大谷は10奪三振を挙げて球威はあったが、本塁打2本を含めて5被安打、5失点と振るわなかった。
これまで大リーグで繰り広げられた韓日先発投手戦は12回あった。韓国は6勝4敗で優勢だったが、柳賢振が「7勝目」を挙げた。日本人投手は韓国人投手との対決で3勝5敗している。
韓国人投手が日本人投手と先発対決で勝利投手になったのは、2006年8月3日のミルウォーキー・ブルワーズ戦(大家友和投手)に登板した金炳賢(キム・ビョンヒョン)=当時コロラド・ロッキーズ=以来16年ぶりだ。
キム・ジュヒ記者