韓国大統領選
水炊き・フグ・フォーも…韓国野党「李在明候補の妻、公務用カードで盆唐グルメツアー」
共に民主党の大統領候補、李在明(イ・ジェミョン)氏の妻キム・ヘギョン氏が昨年、京畿道の元職員A氏に自宅に届けさせる方法で食べた料理が他にもあることが10日までに判明した。これまでは牛ヒレ肉、すしなどが知られていたが、新たに鶏の水炊き専門店、中華料理店、フグ料理店、ベトナム料理店などで京畿道の公務用クレジットカードが使われた疑惑だ。野党国民の力は「キム・ヘギョン氏の『盆唐グルメツアー』だ」と批判した。
朝鮮日報電子版は同日、キム氏の私的な依頼を受け、A氏が京畿道の公務用クレジットカードで決済する前に自分のカードで決済を行いキャンセルした内訳とされる領収書10枚が新たに公開されたと報じた。
A氏が公開したカード決済による領収書は昨年4月23日から10月5日にかけてのものだった。1回当たりの決済額、キャンセル額は7万9000ウォン~12万ウォン(約7640~1万1600円)で、支払先は京畿道城南市のベトナム料理店が2件、水原市のすし店が3件、城南市のすし店が1件、同市のフグ料理店が1件、中華料理店が2件、鶏の水炊き専門店が 1件だった。A氏はこれらの領収書について、「自分のカードで先に決済した後、それをキャンセルし、平日の勤務時間帯に京畿道の公務用クレジットカードで再決済したものだ」と主張した。
また、東亜日報の報道によると、A氏は公務用クレジットカードで再決済を行う際、京畿道庁の総務課以外に公正経済課、労働政策課の業務推進費として支出していたことが分かった。金額が規定の12万ウォンを超える場合には領収書を2枚に分けていたとされる。
これについて、国民の力のカン・ジョンエ選対本部常勤副広報は論評を通じ、「キム・ヘギョン氏が韓牛(国産牛)、すし、サンドイッチに続き、鶏の水炊き、中華料理、フォーに至るまで注文して食べていたことが判明した。さらに驚くべきことはキム氏の『盆唐グルメツアー』を助けるため、京畿道庁の複数の部署の公務用クレジットカードが使われたという事実だ」と指摘。その上で、「実に拙劣な手口による血税泥棒夫婦と言わざるを得ない」と批判した。
イ・ギョンタク記者