【ソウル聯合ニュース】韓国の大法院(最高裁)は27日、チョ国(チョ・グク)元法務部長官の妻で、娘の大学院不正入学を巡る業務妨害や私文書偽造など計15の罪に問われた前東洋大教授のチョン・ギョンシム被告に対し、懲役4年を言い渡した一・二審の判決を支持する判断を下した。 チョン被告は東洋大総長の表彰状やインターン活動確認書などの書類を偽造するなどして2013~14年に娘の医学専門大学院の入試で提出し、入学選考業務を妨害した罪などで起訴された。チョ国氏が青瓦台(大統領府)の民情首席秘書官に就任すると、直接投資を禁じた公職者の倫理規定を回避するため私募ファンド運営会社を介して他人名義で投資を行い、未公開情報を利用して不当な利益を得た罪にも問われた。

 一審では懲役4年と罰金5億ウォン(約4800万円)、追徴金1億4000万ウォンを命じ、二審では懲役4年と罰金5000万ウォン、追徴金1000万ウォンとした。

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