13日から運用が開始された新型コロナウイルスの「防疫パス」がシステム障害を起こし、運用に支障が生じている問題について、韓国疾病管理庁は同日午後「システムへの過負荷によってご迷惑をおかけし申し訳ない」とした上で「きょうは防疫パスを適用しない」と表明した。

 この日は昼食や夕食の時間帯に防疫パスが機能しないケースが続発し、市民生活に混乱が生じていた。

 疾病庁は具体的な措置に関する記者団の質問にはまだ答えていない。ただし疾病庁が今日の適用を見送る立場を表明したため、今日の夜に飲食店などを利用する際には、防疫パスがなくても入店できる見通しだ。

 また、今日のシステム障害によって防疫パスが使えなかったケースについては、過料免除などの措置が取られるとみられる。

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