ピープル
盧泰愚元大統領も10.26に…42年前の朴正煕氏と同じ日に死去
盧泰愚(ノ・テウ)元大統領が26日、持病のため死去した。89歳だった。故・朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が1979年の10.26事件で逝去してからちょうど42年目に当たる日だ。
持病で長い闘病生活を送っていた盧元大統領はこの日、ソウル市鍾路区にあるソウル大学病院で息を引き取った。盧元大統領は大邱出身で、1951年に陸軍士官学校に入学、56年に陸軍第5歩兵師団小隊長として発令を受け、これが当時第5師団長だった朴正煕元大統領と出会うきっかけとなった。
朴正煕氏が大統領だった1978年、盧泰愚氏は陸軍少将に進級し、警護室作戦次長補に抜てきされた。79年10月26日に朴正煕氏が死去した後、12月12日の粛軍クーデターに第9師団長として加わった。
朴正煕元大統領の命日であるこの日、韓国野党「国民の力」の指導部と大統領選の候補者たちは、国立ソウル顕忠院の顕忠塔と故人の墓に合同で参拝し、亀尾市は朴正煕氏の生家である追悼館で没後42周年追悼祭を行った。