「なぜ災害支援金をくれないんだ? 税金の支払いが少ないか? 保険料の支払いが少ないか? ×みたいな韓国政府」「×韓民国だからだろ。国が小さいだけに金遣いだって…」

 

 新型コロナ禍に伴う災害支援金を受け取れない韓国在住の中国朝鮮族や中国人たちが強い不満を抱いている。

 インターネット上の複数のコミュニティ-・サイトには今月13日、「災害支援金をもらえなかった中国同胞コミュニティー・サイトの近況」というスレッドが立った。韓国在住の中国朝鮮族のコミュニティー・サイトをキャプチャしたものと見られるが、災害支援金を受け取っていないこれらの人々は激しいののしり言葉と共に不満を吐露している。

 ある中国朝鮮族はF4ビザ(在外同胞ビザ)に言及し、「税金の支払いが少ないか? 保険料の支払いが少ないか?」と、別の中国朝鮮族は「災害支援金がもらえない社長(自営業)の皆さん、おのやハンマーを手に取って政府の所に行きましょう」と書いた。国内滞在許可を受けて営業していて、税金も払っているのに、外国人であるために災害支援金を受け取れないことに抗議しようというものだと思われる。

 これを見たネットユーザーは「ののしりながらも、もらえるものはもらおうという考え」「経済活動をするなら税金を払うのは当然だ。(韓国)国民ではないから災害支援金をやらないんだ」などのコメントを寄せている。

 中国朝鮮族を含む外国人が災害支援金を受け取るには、韓国人と同じ健康保険の資格を持っていなければならず、住民登録票上、家族のうち1人以上が韓国人でなければならない。永住者(F5ビザ)や結婚により移民してきた外国人(F6ビザ)などは住民登録票とは関係なく、健康保険資格を持っていれば支給対象に含まれる。単にF4ビザを持っているというだけでは災害支援金支給対象者にならない。

 一部のコミュニティー・サイトには「中国朝鮮族の同胞であるおばはF4ビザを持っている外国人だが、災害支援金が入ってくると喜んでいる」という書き込みがあり、これも騒動になっている。

オ・ギョンムク記者

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