社会総合
東京五輪:6回表にツーラン打たれた瞬間「試合終了」…韓国MBCがまた字幕ミス
韓国MBC放送が東京オリンピックの中継中にまたも間違った案内字幕を映し出した。
問題の字幕が出たのは29日、東京オリンピック野球のオープニング・ラウンドB組初戦の韓国とイスラエルの試合だった。MBCは韓国とイスラエルが6回表2-2の同点の際、イスラエルのライアン・ラバンウェイが2点本塁打を打ち、ホームベースを踏んだ瞬間に間違った字幕を映し出した。
下段の字幕に「2020東京オリンピック野球B組第1戦試合終了」「イスラエル4-2大韓民国」と映し出したのだ。
字幕を見たネットユーザーたちは、韓国プロ野球(KBO)リーグとはルールが異なるオリンピック野球であることを考えても、6回に「試合終了」という字幕を出したMBCに対し「今回は単純なミスか疑わしい」として複数のネット掲示板などを通じて指摘した。オリンピックの野球はKBOリーグとは異なりコールドゲームのルールがあるため9回よりも前に終わることはあるが、それは5回で15点差以上、7回10点差以上の場合だ。そのためコールドゲームのルールはこの試合とは関係がなかったからだ。
幸い試合は韓国の勝利で終わった。韓国は7回に李政厚(イ・ジョンフ)選手と金賢洙(キム・ヒョンス)選手の連続本塁打で同点とし、その後の呉智煥(オ・ジファン)選手の2塁打で5-4の逆転に成功した。しかし9回にライアン・ラバンウェイ選手が6回に続いてまたも本塁打を放ち、5-5の同点になった。
延長戦で韓国は10回満塁の状況で梁義智(ヤン・ウィジ)選手の死球で押しだしの1点を追加し勝利した。