【仁川聯合ニュース】米大リーグ・ブルージェイズの韓国人左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン)が3日、チームの春季キャンプに参加するため、韓国の仁川国際空港から米国へ向かった。柳は聯合ニュースの取材に「すぐに(キャンプ先の)フロリダ州ダンイーデンに向かう。野球に専念する」と述べた後、家族に見送られて出発した。 昨年までは大勢の人に囲まれ、簡単な記者会見も行っていたが、今年な新型コロナウイルス感染症の影響で、ごく短くあいさつするにとどめた。活躍を期待するファンには「国民の皆さんに少しでも元気を出してもらえるよう、いい知らせで声援に応えたい」と述べた。

 ブルージェイズの投手・捕手陣は18日にダンイーデンでキャンプインする。柳は少し早めに現地入りして自主トレーニングをした後、キャンプに合流する計画だ。

 柳は2019年シーズン終了後にドジャースからフリーエージェント(FA)となり、ブルージェイズと同球団FA最高額の4年総額8000万ドル(約84億円)で契約した。移籍後初シーズンは12試合に登板し5勝2敗、防御率2.69の好成績を残した。ブルージェイズは16年以来4年ぶりにポストシーズンに進出している。

 柳は昨年10月2日に帰国。11月中旬に基礎トレーニングを開始し、今年1月には南部の済州島でキャッチボールや軽い投球練習をこなした。今季も先発としての活躍が見込まれる。

 米大リーグのレギュラーシーズンは4月1日(現地時間)開幕予定。

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