「1994年の気象庁体育大会の日に雨が降った。笑ってよいものかどうか。今年の夏も猛暑を予想したが、実際には豪雨だった」~盧雄来(ノ・ウンレ)国会議員(共に民主党)

 

 国会環境労働委員会で12日、気象庁の国政監査が行われ、今年も気象予測の失敗に対する批判が相次いだ。それでも雨が降る日に関する予想は的中するケースが増えているという。李寿珍(イ・スジン)国会議員が気象庁から提出を受けた資料によると、2019年の降雨予報的中率は70%だった。実際に雨が降った日のうち、気象庁が降雨を予報していた日の割合を算出したものだ。的中率は2010年の56%から15年に64%、18年に66%と徐々に向上している。しかし、的中率70%では雨が降った10日間のうち3日は気象庁が雨は降らないと予想していたのに雨が降ったことを示している。

 気象庁は降雨が的中した件、晴れが的中した件数が予報件数全体に占める割合を示す「降雨有無正確度」が90%以上だとし、予報は正確だと広報している。しかし、この指標は「晴れ」と予報し、実際に晴れた日も予報が正確だったとして合算するため、降雨予報の正確度の指標としては限界があると指摘されている。

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