▲写真=NEWSIS

仏オープン女子シングルス決勝でリオ五輪チャンピオン破る

 韓国はこれまでの五輪大会のバドミントンで19個のメダル(金6・銀7・銅6)を手にしたが、このところなかなか不振から抜け出せずにいた。昨年のジャカルタ・アジア大会と直近の2回の世界選手権では侮辱のメダルなしで終わっている。しかし、最近になって女子選手たちが9カ月後の東京五輪に向けての見通しを明るくしている。

 名誉回復を狙う韓国バドミントン界で先頭を走っているのが17歳のアン・セヨン=光州体育高=だ。世界ランキング第16位のアン・セヨンが28日(韓国時間)、フランス・パリで行われた世界バドミントン連盟(BWF)ワールドツアー・フランス・オープン女子シングルス決勝でリオ五輪金メダリストのカロリーナ・マリン=スペイン・同17位=を2-1(16-21、21-18、21-5)で下し、優勝した。

 アン・セヨンは1996年のアトランタ五輪金メダリスト方銖賢(パン・スヒョン、47)以降、久しぶりに現れた韓国女子シングルス界の大型新人だ。2017年の代表選抜で7戦全勝して韓国バドミントン史上初めて中学生のシングルス代表になった。そして今年はニュージーランド・オープン、カナダ・オープン、秋田マスターズに続き、フランス・オープンまで4回も国際大会で優勝した。

 特に、今回のフランス・オープンはBWFワールドツアー中上級大会に属しており、上位選手たちがほとんど出場していた。アン・セヨンは昨年はシニアの舞台で力不足という印象を与えたが、今年に入ってからはパワーが出るようになり、世界トップクラスの選手たちと対等な試合を繰り広げている。

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