政治総合
グーグルレビュー、韓国の在外公館に辛口評価「不親切」「英語できない」
5点満点でわずか2-3点
日本大使館より低いところが大部分
世界各国に駐在する韓国の在外公館が、現地サービスの面で「落第点」レベルの評価を受けているという指摘が登場した。
韓国の保守系最大野党「自由韓国党」に所属する鄭亮碩(チョン・ヤンソク)議員の議員室が明らかにしたところによると、全世界のグーグルユーザーが特定の場所について星(5つ星で満点)を付けるレビュー機能で、韓国の主要大使館の相当数が2つ星、もしくは3つ星前半の点数を付けられていることが判明した。駐米韓国大使館は2.7点、駐日韓国大使館は3.1点で、駐英・駐越韓国大使館は3.2点だった。さらに、駐仏韓国大使館は2.4点にとどまった。
グーグルのレビュー機能は、実際にサービスを利用したかどうかとは関係なく評点やコメントを残せる。公館業務の特性上、主としてビザ発給に関する不満が多い。こうした限界から、客観的な評価の指標とはし難いが、同じ地域にある別の国の在外公館との比較は可能だ。日本の場合、駐米・駐英日葡大使館はそろって3.9点、駐越日本大使館は4.2点だった。
韓国の公館に低い評価が付けられている理由は、主に「不親切」だった。ある韓国人は、駐米韓国大使館に星1つを付けて「対話が一方的に終わってしまうなど、応対の問題は深刻。星を1つ付けるのももったいない」とした。また、ある外国人は「韓国語で話す職員に英語ができるか尋ねると、すぐに不親切になった」という評価を残した。韓国外交部(省に相当)側は「違法就労・滞在問題でビザ発給の審査を厳しくしており、一部の外国人が悪質な陳情をする傾向がある」とコメントした。