▲写真=NEWSIS

 10日夜にヨルダン・アンマンで行われるサッカーの女子アジア・カップの韓日戦(韓国時間10日午後10時45分)を前に、日本の女子サッカーリーグで活躍するイ・ミナ(INAC神戸)=27=が、日本メディアの注目を集めている。日刊スポーツは10日「8大会連続の女子ワールドカップ(W杯)出場に挑むなでしこジャパンに立ちはだかるのは、今季INAC神戸に移籍した『韓国のビーナス』ことMFイ・ミナ」と報じた。

 同紙は、韓国がW杯出場とアジアの頂点をかけて日本と争うことになったとして、警戒すべき選手にイ・ミナを挙げた。

 韓国は1次リーグ初戦のオーストラリア戦で引き分け、勝ち点1を挙げた。第2戦の日本戦に勝てば、W杯出場を早い段階で確定させられる。各組の上位2位がW杯本大会に出場できる。

 日本は1次リーグ初戦でベトナムを相手に4-0の完勝を収め、B組1位に立った。

 日刊スポーツは「イ・ミナはドイツのクラブから2年連続でオファーを受けたが、鋭いスピードと正確なパスで勝負する日本のサッカーに魅せられ、神戸に入団した」と報じた。

 イ・ミナは昨年、韓国女子サッカー「WKリーグ」で28試合に出場し14得点10アシストを記録、仁川現代製鉄を5年連続の優勝に導いた。美貌と実力を兼ね備え、韓国では1000人以上のファンクラブもあると同紙は伝えている。

 イ・ミナは先月21日のなでしこリーグ開幕戦で先発出場し、現地のファンとの写真撮影にも応じた。イ・ミナは日刊スポーツとのインタビューで「スペースを突いた突破や相手の裏を突いたパスなどを見てほしい。得点やアシストも重要だが、W杯出場権がかかっているため、まずはチームが勝つことに集中したい」と意気込みを語った。

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