大法院(日本の最高裁判所に相当)第2部(チョ・ヒデ裁判長)は26日、知的障害がある女子高生に対し性的暴行を加えたとして起訴されたバス運転手のH被告(66)、N被告(62)、C被告(50)に対する上告審で、それぞれ懲役4年、同3年、同2年とした二審判決を支持する判決を下した。また、女子高生に性的暴行を加えようとし、未遂に終わったJ被告(45)に対しては、懲役2年、執行猶予3年を言い渡した。

 H被告ら3人は2012年から昨年にかけ、自分たちが運行している市内バスに乗って通学していた知的障害3級の女子高生に対し、数回にわたって性的暴行を加えようとしたとして起訴された。3被告は、知能指数(IQ)が62の知的障害者である女子高生が、小遣いや食べ物を与えれば信じてついてくるという点を悪用し、犯行に及んでいたことが分かった。一方、J被告は2013年、自宅でこの女子高生に性的暴行を加えようとしたが、未遂に終わった。

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