自動車産業
78年型の現代ポニー、チリで未だ現役!
製造後30年以上になるポニーがいまだに中南米の道路を走っている。ポニーは1975年に量産され始めた現代自動車初の独自モデルで、1970-80年代は国民車と呼ばれるほど絶大な人気を誇った。 現代自が11日に発表したところによると、チリの代理店が最近、現代自創立40周年記念イベントの一環として「最も古い現代車の保有者選抜大会」を開催した結果、パトリシオ・アゾラ・ディアスさん(59)が保有している78年型のポニーが最古モデルとして選ばれた。コンピューター・プログラマーのディアスさんのポニーは、工場で生産されたそのままの状態を維持していたほか、いまだにディアスさんの愛車としての役目もしっかりとこなしていた。
ディアスさんは「ポニーはわたしの人生で最初の車だ。初めて見たときからほれ込み、運転しながらも満足で、いまだに売らないで使っている」と話した。現代自はディアスさんにトゥサン1台を贈呈し、ポニーに対する愛情に報いた。今回のイベントにはディアスさんをはじめ、ポニー(60人)、ステラ(21人)、エクセル(38人)、ギャロッパー(16人)などを保有している顧客537人が参加した、と現代自は明らかにした。 一方、ポニーは国内でも希少価値が高く、マニアを中心に人気車種となっている。