暁星がスパンデックス繊維の特許をめぐる日本の繊維会社との訴訟に勝った。  ソウル中央地方裁判所の民事合意62部(裁判長カン・ミング部長判事)は13日、日本の繊維会社、旭化成せんい(株) が暁星を相手に起こしたスパンデックス関連特許の侵害行為の差止を求めた訴訟で、原告の敗訴判決を下した。  裁判所は「暁星のスパンデックス製造工程および方法は、旭化成せんいの耐塩素性改善方法に関する特許を侵害していない」との判決を下した。  問題となったポリウレタン繊維は、下着・靴下・運動服・水着などに多く使われる高付加価値の機能性繊維で、塩素処理された水でもスパンデックス固有の性質を失わないのが特徴だ。  今回の裁判の結果に関し、暁星の関係者は「現在、このスパンデックス繊維製品を世界約40カ国に輸出し、年間2500億ウォン(約314億4240万円)の売上げを記録している。今回の勝訴をきっかけに、知的財産権に対する紛争の素地をなくし、会社の権利を保護するため、さらに万全を期していく」と語った。

ホーム TOP