辛東彬氏の長男、ロッテケミカル日本支社常務として赴任

 辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長(日本名=重光昭夫)の長男、辛ユヨル(同重光サトシ)氏(36)が最近、ロッテケミカルの日本法人の常務として赴任したことが分かった。

 ロッテケミカルによると、ユヨル氏は2020年末、日本のロッテに入社し、最近まで日本におけるロッテの持ち株会社ロッテホールディンググスの部長として勤務していた。ユヨル氏は今後、合併・買収(M&A)業務を担当するという。ユイル氏は慶大卒で、米コロンビア大で経営学修士(MBA)課程を終えた。

 ユヨル氏の父親である辛東彬会長もロッテケミカルの前身である湖南石油化学で経営を学び、その後ロッテケミカルの成長に注力した。父の経歴と似ている点からみて、ユヨル氏への経営権移譲の布石ではないかとの分析も一部から聞かれる。

イ・ユンジョン記者

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  • ▲辛東彬ロッテグループ会長の長男、辛ユヨル氏/聯合ニュース

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