【NEWSIS】尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)夫人が10日、初めて公の場に登場した。
金建希夫人はこの日、黒いスカートスーツ姿でソウル市瑞草区瑞草洞の自宅を出て、尹大統領と共に国立ソウル顕忠院(国立墓地)を訪れた。
顕忠院を後にした金建希夫人は、白いスカートスーツに着替え、第20代大統領就任式に出席した。金建希夫人の関係者は同日、NEWSISの電話取材に、ドレスコードについて「白はどんな色とも調和する色であり、節制(度を越さないよう控えめにすること)という意味を持っている」「大統領と共に国民に初めて謙虚にあいさつする場に選んだ服装だ」と説明した。
さらに、「顕忠院訪問や就任式の時に着た服も、小規模の自営業者から廉価のものを購入した」と語った。
また、「金建希夫人は、今後も公の場で着る服はすべて自費で用意し、小規模業者を奨励する意味から、小規模業者のものを用意するつもりだと言った」とも明らかにした。
「内助に専念するという意味が反映された装いなのか」という質問に、金建希夫人の関係者は「そういう感じだ」と答えた。
金建希夫人は同日午後、国会で開かれた尹大統領就任記念会でも、白いワンピースと手袋を身に着けて「オールホワイトファッション」を披露した。新羅ホテルで開かれた外賓招待晩さん会でも、白系のワンピースにゴールドのアクセサリーを着用していた。
金建希夫人は自身が経営していた展示企画会社「コバナコンテンツ」を休業あるいは廃業することを決め、大統領夫人として内助に専念する意向を以前、明かしていた。
リュ・ヒョンジュ記者