最近のコロナ死亡者の急増に伴う火葬場不足を受け、仁川市も火葬施設を増やすと同時に他の市道住民の利用を制限することにした。
高齢者の死亡率が継続して増加し火葬予約の早期終了が相次いでいることを受け、仁川市は13日「市民の便宜を図るため仁川家族公園内の火葬施設を一時的に拡大運営する」と発表した。さらにこれまで近隣の富川市や金浦市など京畿道内の隣接地域住民も対象となっていた優先予約制度も廃止した。
仁川市は急増する火葬需要に対処するため、現在運営中の仁川市民を対象とした火葬炉使用を従来の1日8回から9回に増やし、9人まで追加で火葬できるようにした。
さらに一時的な火葬需要増加に対処する目的の期間限定の1日10回への見直しについては、コロナによる1日の優先火葬(3-4件)や仁川市民の追加予約分(3件)などと並行して実施する計画だ。
仁川市の関係者は「急増する火葬需要に対応し、市民の便宜を図るため火葬施設を弾力的に運営することにした」とコメントした。