サッカー韓国代表チームがカタールに行くことになった。韓国はアジアで初めて国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)で10回連続の本選出場を決めた。旧正月(2月1日)にアラブ首長国連邦のドバイで勝利した。
韓国は同日、シリアとの2022年W杯カタール大会アジア地域最終予選A組第8戦(アウエー)に2-0で勝った。洪チョル(ホン・チョル)=大邱FC=が現地に到着してから受けた新型コロナ検査で陽性となって出場メンバーから外され、鄭又栄(チョン・ウヨン)=アル・サッド=が警告累積でプレーできなかったが、それでも完勝した。
6勝2分けで勝ち点20の韓国は、残り2試合(イラン戦・アラブ首長国連邦戦)の結果にかかわらず、最低でも2位を確保し、1位と2位に与えられる本選出場権を獲得した。A組1位のイラン(7勝1分け・勝ち点22)は韓国より先に本選出場権を手にした。W杯カタール大会は32カ国が出場して11月21日に開幕し、12月18日まで行われる。
韓国は前半、有効シュートがないまま0-0だったが、後半に実力を発揮した。後半8分、金珍洙(キム・ジンス)=全北現代=がヘディングで決勝ゴールを入れ、後半26分には権昶勲(クォン・チャンフン)=金泉尚武FC=がペナルティアーク右から中距離シュートでとどめのゴールを決めた。シリアは内戦のため、自国内で試合をせずに中立地域のドバイのアール・ラーシド・スタジアムでホームゲームを行った。現地在住韓国人を含めて310人が観戦した。
FIFA加入211カ国のうち、韓国より先に10回以上、連続でW杯に出場した国はブラジル、ドイツ、イタリア、アルゼンチン、スペインだけだ。すべてW杯出優勝したことがあるサッカー強豪国ばかり。優勝経験がある残りの3カ国はフランス、イングランド、ウルグアイだが、これらの国々は10回連続での本選出場は果たせていない。
韓国はアジアの国としては史上初めて「10回連続本選出場」を果たした。「アジアの盟主」という言葉に恥じない成果だ。韓国はまた、2022年W杯開催国のカタールを含め、本選出場を決めた15番目の国となった。
けがのため今回の中東2連戦(レバノン戦・シリア戦)に参加できなかったソン・フンミン=トッテナム=、黄喜燦(ファン・ヒチャン)=ウルヴァーハンプトン=はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の個人アカウントでお祝いのメッセージを送った。ソン・フンミンは大韓サッカー協会のSNS投稿をシェアし、「Let‘s go to Qatar!(行こう、カタール)」と書いた。ソン・フンミンは2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会に続き、3大会連続でW杯に出場することになる。黄喜燦も「Here we go(さあ始まりだ)」と書き込んだ。
韓国代表チームのパウロ・ベント監督は「まだすべての過程が終わったわけではないが、認めてもらったようで気持ちが良い」「韓国国民に感謝する。長い過程を共にしてきた選手たちやスタッフにも感謝の気持ちを伝えたい」とコメントした。
韓国は3月24日にホームで行われるイラン戦、3月29日にアウエーで行われるアラブ首長国連邦戦を最後に最終予選を終える。ベント監督は「両試合で勝ち点6(2勝)をさらに追加すれば組1位になれる」「イラン戦では観客の応援を期待している。良い試合で報いたい」と語った。
ベント監督はこれまでで最も長く韓国代表監督を務めており(3年5カ月)、W杯地域予選から始めて本選出場まで導いた初の外国人監督にもなった。B組ではサウジアラビア(勝ち点19)、日本(勝ち点18)、オーストラリア(勝ち点15)がしのぎを削っている。朴恒緖(パク・ハンソ)監督率いるベトナムは同日、ホームで中国を3-1で破り、W杯最終予選史上初の勝ち点(3点・1勝7敗)を上げた。
成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者