バスケットボール女子韓国代表チームが新司令塔チョン・ソンミン監督のデビュー大会だった国際バスケットボール連盟(FIBA)アジアカップで4位に終わった。
チョン・ソンミン監督率いる韓国は3日午後6時(韓国時間)、ヨルダンのアンマンで行われたオーストラリアとのバスケットボール女子アジアカップ3・4位決定戦で、身長差や体力的負担を克服できず、58-88と30点差で完敗した。
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1週間で1次リーグ3試合をはじめ、全6試合を行うという強行軍の中、体力的負担に勝てなかった。
韓国は2017年大会から3大会連続で4位に甘んじている。
だが、目標は達成した。来年2月に開催される2022 FIBAオーストラリア・ワールドカップ予選への出場権を獲得したのだ。ワールドカップ開催国オーストラリアを除く上位3カ国に与えられた。今大会で優勝した日本、準優勝の中国、そして韓国が出場権を獲得した。
韓国は主力センターのパク・ジス=ラスベガス・エーシズ=が全米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)の日程のため今大会に出場できなかった。
一方、決勝戦では日本が身長167センチメートルのガード、宮崎早織を前面に立てて中国を78-73で下した。
東京五輪で銀メダルを手にした日本は、1.5軍の戦力でも大会5連覇を達成、強さをアピールした。宮崎は26得点・11アシストで「ダブル・ダブル」(得点・リバウンド・アシストのうち2項目で2けた)を記録した。