韓国の流通業界で存在感増すペット愛好家

大型量販店の面積の3分の1がペット売り場
健康機能食・専用家具まで

 韓国ロッテマートは、ペットを飼っている消費者のためのペット専用売り場「コリオリ(colioli)」をソウル恩平店にオープンすると今月9日、明らかにした。コリオリは、恩平店の面積の3分の1に当たる530平方メートル(約160坪)の空間をペット専門コーナーとする。ロッテマートはすでにペットガーデンというペット専用売り場を運営しているが、関連市場が引き続き成長を遂げていることから、さらに特化した売り場を作ったという。同売り場では、従来のペットのための美容や医療のサービスが提供されるだけではなく、健康機能食品や専用家具などを扱うコーナーも設置されている。

■犬を飼うならどんな種類がいい?

 ロッテマートのほかにも、流通業界はペットを飼う市民をターゲットとした関連事業を拡大している。KB金融持ち株経営研究所によると、韓国でペットを飼っている人口は約1448万人に上るという。コンビニのCUは9日、農林畜産検疫本部と業務提携を結び、本部が保護している遺棄動物リストを全国の売り場で確認できるようにした。顧客が希望すれば、捨てられたペットの里親になれるようサービスするためだ。また10日、京畿道儀旺市にオープンしたロッテ・プレミアム・アウトレット「タイムビラス(TIMEVILLAS)」には、ペット専用スペースが別途に設置されている。

チョ・ソンホ記者
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