昨年の韓国の科学技術分野の革新力が経済協力開発機構(OECD)加盟国・地域のうち8位だった。
韓国科学技術企画評価院(KISTEP)が最近公開した「2020年国家科学技術革新力量分析」と題する報告書によると、昨年韓国の科学技術革新力量指数は評価対象35カ国・地域のうち8位(12.246点)で、前年に比べ1ランクダウンした。
国別に見た科学技術革新力を比較する科学技術革新力量指数は、韓国科学技術企画評価院が2006年から毎年算出している数値で、関連政策の方向性を提示する基礎資料として活用されている。
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具体的には資源(人的資源・組織・知識資源)、活動(研究開発・創業活動)、ネットワーク(産学研協力・起業協力・国際協力)、環境(支援制度・物的インフラ・文化)、成果(経済成果・知識創出)など5部門、13項目に分け、31の指標体系を活用し、革新力を測定する。
総合点数が最も高かった国は米国(18.702点)で、以下スイス(14.577点)、オランダ(13.086点)、日本(12.880点)、ドイツ(12.716点)、イスラエル(12.566点)、ルクセンブルク(12.359点)の順で後に続いた。
韓国科学技術企画評価院は「ルクセンブルクは測定が不可能な一部指標が交替され、点数と順位が大幅に上昇した」とした上で「これにより、韓国は前年に比べ順位が下がった」と説明した。