東洋大は26日、子女の入試不正疑惑で収監されているチョン・ギョンシム教育学部教授を31日付で免職とする処分を発表した。免職は教授職を剥奪する処分で、罷免や解任とは異なり、チョン教授の年金受領や再就職機会には影響を与えない。
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チョン教授はチョ・グク元法務部長官の妻で、2019年9月に娘チョ・ミン氏の表彰状偽造疑惑が浮上すると、東洋大に無給休職を申請した。今月末の休職満了日を控え、東洋大がチョン教授に休職延長の意向を尋ね、チョン教授は「学校の決定に従う」との立場を表明したという。チョン教授の入試不正事件で一審、二審はいずれも懲役4年を言い渡した。釜山大は24日、チョ・ミン氏の医学専門大学院への入学を取り消す決定を下した。