バレーボール選手のキム・インヒョク(26、サムスン火災ブルーファングス所属)が、一部ネットユーザーの浴びせる悪質コメントを公開して苦痛を訴えた。
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キム・インヒョクは18日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(会員制交流サイト)「インスタグラム」に「10年以上抱えてきた誤解について、無視が答えだと思っていたけど、僕も疲れた」と書き込み「僕をそばから見たこともなく、僕について何も知らないまま、僕を苦しめてきた悪質コメントはもうやめてほしい。耐え難い」と訴えた。
書き込みと共に、コメント欄をキャプチャ―した画像1枚もアップロードした。ネットユーザーのIDも隠さずそのまま公開した。その中には「なんでこんななの」「負担感がある」「なぜ目をああいうふうにしてるのか」「あんまり化粧するんじゃない」などの反応が記されている。「マスカラがきれい」と皮肉るようなコメントもある。
キム・インヒョクは「化粧は一度もしたことないし、男は好きじゃないし、ガールフレンドもいるし、AV俳優もしていない」「マスカラはしてないし、アイメークもしてない。スキンローション塗っただけでこれも化粧と言うのであれば認める」とコメントした。
その上で「誤解しないでほしい。試合のたび、数多くのDM(ダイレクトメッセージ)や悪質コメントに本当に苦しんでいる」とし「先に触れた話のほかにも、もっと多くの悪質コメントがあるが、弁明する必要はないと思ってきた。やめてほしい」とあらためて書き込んだ。
1995年生まれのキム・インヒョクは慶南科学技術大学バレーボール部で活躍し、2017-18シーズンの新人ドラフトで韓国電力ビッグストームに入団。昨年、サムスン火災ブルーファングスに移籍した。