日本の大学生、85%が就職成功

 コロナの影響で経済状況が悪化する中、日本の大学生は10人中8人以上が就職に成功している。18日の朝日新聞(電子版)によると、2022年卒業予定の大学生の就職内定率(内々定を含む)が8月1日時点で85.3%に達したことがリクルートの調べで分かった。同じ8月1日時点で比べると、コロナによる影響が大きかった21年卒より4.1ポイント高かったが、コロナ前の20年卒よりは5.9ポイント低かった。

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 昨年はコロナ大流行の影響で企業の採用手続きが中断、延期される例が相次いだ。航空・旅行業界は採用を中断した。その影響で大学生の就職内定率はコロナ前に比べると低下した。厚生労働省が毎年発表する卒業予定大学生の最終就職内定率(2月1日時点)も昨年の92.3%から今年は89.5%に低下した。数値下落は11年以来10年ぶりで、「コロナ下で就職活動をした学生らが不利益を受けかねない」との懸念が聞かれた。

 しかし、日本の雇用市場は1年間でコロナ前に近い水準にまで回復している。リクルートの調査によれば、最終的に内定しても入社を辞退する大学生の割合が8月1日現在で全体の60.9%で、コロナ前の2年前(62.7%)と近い水準だった。卒業予定者10人中6人は複数の企業に合格し、入社を辞退したことになる。リクルートは「昨年4月の緊急事態宣言の影響で企業の採用スケジュールが遅れ、就職内定率が低下したが、今年の採用市場でコロナの影響は徐々に弱まっている」と分析した。

東京=チェ・ウンギョン特派員
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