東京五輪の野球で韓国が日本に敗れ、敗者復活戦に回ると、ネットユーザーの一部が選手たちに向かって過剰な非難コメントを書き込んだ。そのためか、ポータルサイトの応援ページでは一部選手のコメント欄だけが消えた。
金卿文(キム・ギョンムン)監督率いる野球韓国代表チームは4日、横浜スタジアムで行われた東京五輪の野球準決勝で、2-2だった8回裏、山田哲人=ヤクルトスワローズ=に走者一掃の二塁打を打たれ、2-5で負けた。
この試合で4番手投手として登板した高祐錫(コ・ウソク)=LGツインズ=は8回一死一塁で近藤健介=日本ハムファイターズ=の併殺打性の打球を一塁でアウトにできず、ピンチを招いた。一塁手・黄載鈞(ファン・ジェギュン)=KTウィズ=が二塁に投げて一塁ランナーをフォースアウトにしたが、遊撃手・呉智煥(オ・ジファン)=LG=の送球を受けてベースカバーに入った高祐錫が一塁でアウトにできず、バッターランナーを生かしてしまった。後続の左打者・村上宗隆=ヤクルト=を申告敬遠で出塁させた高祐錫は、9番打者・甲斐拓也=ソフトバンクホークス=にまた四球を許した。続いて力のある1番打者・山田哲人にレフトフェンス上部を直撃する走者一掃の二塁打を打たれ、それで試合が終わった。