「政治化された東京五輪に対抗して独島五輪を開催」 独島守護に乗り出した慶北教育庁

今月25日から7月22日まで「2021独島教育五輪」開催

「政治化された東京五輪に対抗して独島五輪を開催」 独島守護に乗り出した慶北教育庁

 独島を日本の領土と表記した日本の東京五輪組織委員会に対抗し、慶尚北道教育庁(教育委員会に相当)が独島教育五輪を開催する。

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 慶北教育庁は、今月25日から7月22日にかけて「2021独島教育五輪(独島五輪)」を開催すると発表した。東京五輪が開幕する直前までとなる。今年初めて開催される独島五輪は、独島に対する正しい認識と主権守護の意志を生徒・児童に浸透させるためのイベントだ。

 独島五輪は大きく五つのイベントに分けられる。まず、25日、慶北教育庁1階ロビーで慶北道立交響楽団などによる「独島愛音楽会」が行われ、イベントがスタートする。音楽会では『美しい独島』『私の国 私の同胞』などの曲の演奏と、ミュージカル『李舜臣、“私を乗せて”』の公演が予定されている。

 この日午後3時からは、教育庁の公式ユーチューブチャンネル「マックルモックルTV」で、慶尚北道の小・中・高校の児童・生徒を対象に「オンライン独島クイズショー」が行われる。児童・生徒たちはユーチューブのライブ配信を通じてクイズに参加することが可能で、正解者100人には景品が贈られる。

 今月30日と7月7日、14日、21日には、慶北教育庁サイバー独島学校のホームページで「独島愛クイズ大会」が開催される。教育庁は、各回の高得点者50人、計200人を選び、商品券を進呈する。

 これとは別に、小・中・高校生、教職員、保護者を対象に「サイバー独島学校修了チャレンジ」も実施する。サイバー独島学校の初級・中級過程の修了証を撮影してSNS(会員制交流サイト)に投稿し、知り合いにも同じ投稿を促すものだ。

 終盤の7月15日には独島の異斯夫キルで、イム・ジョンシク教育監(教育委員長に相当)と独島踏査団などが参加する「独島守護決意大会」が開催される。慶北教育庁の関係者は「五輪を政治道具化する日本に対する糾弾大会があるだろう」と話した。

 イム・ジョンシク教育監は「慶尚北道だけでなく国の宝物である独島を守るためには、児童・生徒たちの愛と感心が必要だ」として「今後も教育にかかわる家族がみんなで参加できる独島愛イベントを拡大していく」と話した。

イ・スンギュ記者
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