韓国の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種率が経済協力開発機構(OECD)加盟37カ国・地域のうち35位だということが分かった。
英国のオックスフォード大学の統計サイト「Our World in Data」によると、韓国の人口に占める接種者の比率は4月20日基準で3.5%で、OECD加盟37カ国・地域のうち35位。以下、ニュージーランドが2.9%で36位、日本が1.1%で37位だった。
新型コロナウイルス感染者がほとんどおらず、「コロナ清浄国」と言われるニュージーランドを除くと、日本だけが唯一、韓国よりも接種率が低い。接種率はイスラエル(62%)が世界で最も高く、英国(48.7%)、チリ(40.7%)、米国(39.9%)などが後に続いた。
なお、世界保健機関(WHO)が昨年3月11日に新型コロナウイルス感染症をめぐりパンデミック(世界的大流行)に相当すると発表してから1年1カ月たち、この感染症により死亡した人は世界で300万人を超えた。現在までに報告された感染者数も通算1億4000万人に達する。