16日(現地時間)に米ジョージア州アトランタとその周辺で発生した連続銃撃事件が韓国などアジア系を標的としたものと分かり、現地の韓国系をはじめとするアジア系在住者たちは大きな衝撃を受けている。
韓国系の米民主党マリリン・ストリックランド下院議員(58)=韓国名:スンジャ、ワシントン州=は同日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「ツイッター」に「アトランタでの銃撃事件で死亡した8人のうち6人がアジア系女性だ。私たちにとっては、このような憎悪による行動を糾弾するため全力を尽くし、和合と癒しのため私たちと歩みを共にするリーダーが必要だ」と投稿した。ジョージア州の民主党ラファエル・ウォーノック上院議員もツイッターに「今夜の悲惨な暴力を見て心が引き裂かれた。私たちは憎悪がどれほど致命的なのか、あらためて目撃している」とツイートした。
同日、「ミッシーUSA」など韓国系在住者たちが集まるインターネット・コミュニティーには「アトランタのニュースを見て悲しくなり、恐ろしくて眠れない」「買い物に出かけるも怖い」「私はカリフォルニア州で暮らしているが、東洋人が大勢集まって住んでいる地域の方が人種差別がいっそう深刻なようだ」などの書き込みが多数あった。