旧正月特集として放送された、韓国の伝統音楽「国楽」をベースにした音楽番組『朝鮮ポップアゲイン』のステージの背景に日本式の城の画像を使用したことについて、韓国の公共放送局KBSは「事前に気づかなかった制作スタッフの不覚」として、あらためて19日に謝罪した。
KBSはこの前日、「想像上の竜宮を表現したものであり、日本の城を意図的に使用したものではない」と言っていたが、批判が収まらないため、19日は制作過程まで説明した上で釈明に乗り出した。
KBSはプレスリリースを通じて、「制作過程を確認した結果、映像ソースを担当した外部グラフィックチームは、存在しない竜宮を表現するため有料サイトで画像を検索して使用していた」「リファレンス(参考資料)を探すため、『韓国 城 ベクター』というキーワードで検索し、結果として出てきた数十種類の画像のうち1つを選択して使用した」と説明した。
そして、「制作スタッフはさまざまな要素が混ざって完成したLED映像ソースをイメージだけで確認し、録画を行った」「問題提起された後に確認した結果、イメージデータに『皇宮』という説明がキャプションとして残っていることを後になって把握した」と述べた。