江原道の海岸に打ち上げられたイカ、一体何が起きたのか

江原道の海岸に打ち上げられたイカ、一体何が起きたのか

 江原道高城郡のある海辺の砂浜で数百匹のイカの死骸が発見された。

 高城郡は14日、鳳浦港から清澗亭までのおよそ500メートルの砂浜で、全長4-5センチのイカが数百匹打ち上げられ、死んだ状態で発見されたと伝えた。

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この日発見されたイカはホタルイカだった。ホタルイカは水深200-600メートルの深海に生息し、成魚になっても7センチほどにしかならない。

 今回のような出来事は8年前の2013年にも江原道束草市のある海岸で発生している。

 専門家はホタルイカが砂浜に打ち上げられた原因について「深海にある海水が表層へ湧き上がる湧昇現象が原因」と指摘する。湧昇現象とは深海にある冷たい海水が、表層の海水を押しのけて湧き上がる現象のことをいう。

 国立水産科学院の関係者は「湧昇現象に伴う水温と気圧の急激な変化に耐えられず、死んで海岸に打ち上げられた可能性が高い」との見方を示した。

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