韓国の求職者10人のうち4人が、就職活動中に外見のせいで差別を受けた経験があることが分かった。
就職情報サイト「キャリア」が6月13日、求職者1063人を対象に「就職活動中に外見のせいで差別を経験したことがあるか」を尋ねるアンケート調査を実施た結果、回答者全体の43.7%が「就職活動中に外見のせいで差別を受けた経験がある」と答えた。
「個人のスペックや能力ではなく外見でまず評価された」(複数回答)という答えも54.2%に達した。「露骨に外見を卑下する発言を聞いた」(21.9%)、「初めから採用されなかった」(18%)という回答もあった。
求職者の78.4%は、志願したい会社の採用案内で端正な顔立ち、好感度の高い顔立ちなど、「外見を重視する条件を見たことがある」と打ち明け、そのうち21.5%は「外見に自信がないので志願するのをあきらめた」と語った。