報勲処の警告にもかかわらず親日派破墓求めるイベント開催

金星淑事業会、13日に強行

 一部の独立運動団体が国家報勲処の行事中断要求を無視し、国立大田顕忠院で「親日派破墓」要求イベントを強行したことが15日までに分かった。報勲処はこの行事に2500万ウォン(現在のレートで約220万円)を後援したものの、後になって行事の中止を要請していた。

 雲巌金星淑先生記念事業会は今月13日、大田顕忠院で「顕忠院歴史立て直し」イベントを終えた。同事業会が15日に明らかにした。事業会側は「明白に親日行跡が現れた国家公人親日派の墓地が国立墓地に構えられている現場を確認し、『早急に親日派の墓地を掘り返せるように努力すること』を誓った」と表明した。この行事に出席した与党「共に民主党」の趙承来(チョ・スンレ)議員は「韓国のアイデンティティーにたがう方々はここから出ていくべき」と語った。報勲処は、記念事業会側が予算支援を申請すると2500万ウォンを支援した。ところが「破墓」関連の行事計画が判明すると、記念事業会側に、本来の趣旨の通りに行事を進めてほしいと要求した。報勲処によると、記念事業会側が当初計画を申請したときは「墓掘り返し」イベントの計画はなかったという。だが記念事業会は、報勲処の要求にもかかわらず一方的に「墓掘り返し」イベントを行った-と報勲処は伝えた。

梁昇植(ヤン・スンシク)記者
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