「観客席ラブドール」騒動のFCソウルに制裁金1億ウォン

 韓国プロサッカー連盟は20日、一連の「ラブドール騒動」を受け、FCソウルに制裁金1億ウォン(約880万円)の懲戒処分を下した。

 FCソウルは今月17日、ホームでのKリーグ対光州FC戦でソウルワールドカップ競技場の観客席にマネキン30体を設置した。しかし、その中に性的な用途に使うために身体の特定部位を強調したり、精巧に作ったりした「ラブドール(韓国では一般にリアルドール)」10体が含まれていたことが明らかになった。

 連盟は同日、人事委員会を開き、マネキンを設置した業者から連絡を受け、確認手続きを経ずにFCソウルに紹介した連盟職員に対しても、業務上の注意義務を怠ったとして、減俸3カ月の懲戒処分を下した。

ムン・ヒョンウン記者
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