「ナラシ」は「水掃除」…韓国海上警察庁が日本語式用語を韓国語に

 韓国海洋警察庁では業務中によく使われる日本語式の用語を韓国語に純化することにした。

 海洋警察庁が1日に明らかにしたところによると、同庁は今年3月、日常業務でよく使われる用語のうち、日本語式の用語100語を選び出し、国立国語院に検討を要請した。

 これにより、エンジンを変える時に主に使われる「キリカシ」は「キョチェ」(交替)に、入港前に艦艇内部を掃除する「ナラシ」は「ムルチョンソ」(水掃除)に純化することにした。

 また、おぼれた人を乗せて搬送する時に使う「タンカ」は「ドゥルコッ」(持ち上げる物)に、海で違法に漁獲物を採取することを意味する「モグリ」は「チャムスブ」(潜水夫)に変えることにした。

 同庁のチョ・ヒョンベ庁長は「親日残滓(ざんし)清算は国の責任であり義務だ。海洋主権を守る海洋警察庁では率先して韓国語を使用する」と強調した。

イ・ジョンヒョン記者
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