北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、北朝鮮の建国70周年記念行事（9月9日）にロシアからワレンティナ・マトビエンコ・ロシア連邦上院議長が出席する予定だと報じた。
マトビエンコ議長はプーチン大統領の側近で、メドベージェフ首相に次いでロシアの権力序列第3位であり、女性としては最高位にある人物だ。
前日に中国が共産党序列第3位の栗戦書・常務委員の出席を発表したのに続き、ロシアも政権の中心人物を北朝鮮に派遣することになった。ただし北朝鮮は栗戦書氏について「習主席の特別代表」としている一方、マトビエンコ議長についてはプーチン大統領の特使かどうかについて言及しなかった。
日本からは元プロレスラーのアントニオ猪木議員が北朝鮮の招待を受けて建国70周年行事に出席すると共同通信が報じた。