ソウル中央地検強行部(シム・ジェチョル部長)は25日、マカオのカジノで賭博をした疑いで、プロ野球サムスン・ライオンズの林昌勇(イム・チャンヨン)投手(39)を呼び、事情聴取を行ったと発表した。検察は24日、林氏を被疑者として呼び、13時間にわたって事情聴取を行った後、帰宅させたという。
検察は、マカオのカジノの運営業者から、今年1月に林氏が賭博をしたという供述を得た。林氏はマカオから帰った後、賭博をあっせんしたブローカーから、カジノで獲得した配当金を振り込まれていたことが分かった、と警察は説明した。林氏は賭博をしたという事実については認めているという。
だが、賭けた金額については、林氏とカジノ運営業者の供述が食い違っているという。運営業者は林氏が数億ウォン(数千万円)の金を賭けたと供述したが、林氏は数千万ウォン(数百万円)を賭けたとしている。検察はまた、別のプロ野球選手らによる賭博容疑についても捜査を進めていることが分かった。