1895年8月20日(太陽暦10月8日)。きょうは三浦梧楼・日本公使の指揮で朝鮮の国母・明成皇后(日本での呼称:閔妃〈びんひ〉)が殺害されてからちょうど120年になる日だ。
CAIRA文化財還収国際連帯は、大韓皇室文化院および李利在(イ・イジェ)、李元旭(イ・ウォンウク)国会議員と共に、民族の「国恥」として永遠に記憶すべきこの日に合わせて「明成皇后を殺害した剣の取り戻し」を求めた。
「事件の首謀者や継承者は、殺人の道具や現場の記念品だけでなく、朝鮮王室の遺物類まで強奪し、記念している。解放70年になったにもかかわらず、遺物が堂々と日本に残り、記念品になっていることは受け入れられない」と指摘した。
また「東京国立博物館には、朝鮮国王のかぶとやよろい、翼善冠など王室の遺物8点が収蔵されており、人質のように捕らえられている。これらは朝鮮の軍事的自主権を象徴する遺物で、違法に搬出され、最近まで博物館の倉庫にあった。現在の遺物の保管状態はめちゃくちゃで、何の手も打たずに放置されたら、数年以内に朝鮮の象徴が消滅しかねない危機にある」と主張した。