日本ロッテ、佃体制を維持=辛東彬会長

 辛格浩(シン・ギョクホ)ロッテグループ総括会長=日本名・重光武雄=の次男、辛東彬(シン・ドンビン)同社会長=同・重光昭夫=は22日、長男の辛東主(シン・ドンジュ)氏=同・重光宏之=が日本ロッテホールディングスの副会長を解任された問題に関連し、「日本のロッテの経営に変更はなく、現体制が維持され、その次にどうなるかは分からない」との趣旨の発言を行ったことが分かった。

 辛東彬会長は同日、韓国駐在の外交官約30人やアジアソサエティー・コリアセンターの会員約50人をソウル・蚕室の第2ロッテワールドに招いた席上、「日本のロッテの経営も担当するのか」との質問が出たのに対してそう語った。

 現在日本のロッテホールディングスの社長は辛格浩総括会長が起用した専門経営者の佃孝之氏が務めている。ロッテグループ関係者は「今回の発言は今月13日に辛東彬会長が『辛東主副会長は父親が解任したものだ』と述べたことと同じ脈略でとらえてよい」と説明した。辛東彬会長は当時、「日本のロッテも統括するのか」との質問に「分からない」と答えていた。

鄭漢国(チョン・ハングク)記者
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