浅田真央(23)=写真=の不振で日本列島に衝撃が走った。20日、ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルのショートプログラム(SP)で16位に終わった浅田真央。そのニュースを伝える日本の各メディアは混乱した様子だった。今回のソチ五輪でメダルが期待されていた浅田だが、トリプルアクセルを試みて転倒するなどミスを連発し55.51点にとどまった。
朝日新聞は「一体、何があったのか。メダルを狙ったフィギュアスケート女子の日本勢は、ミスが相次いだ」と伝えた。日刊スポーツは「キム・ヨナは今シーズン世界最高点を記録したが、浅田真央は信じられない低い点数にとどまった」と報じた。
一部ファンがインターネット上で非難したほか、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会委員長を務める森喜朗元首相(76)も浅田に毒舌を浴びせ波紋が広がった。森元首相は20日、福岡市で行った講演で「見事にひっくり返ってしまった。あの子、大事なときは必ず転ぶ」「負けると分かっている団体戦に出して恥をかかせることはなかった」と述べた。