昨年、韓国の国民が病院で処方を受けた薬剤(錠剤や粉薬などの服用薬、注射剤など)の消費量は541億3000万個を突破し、1人当たりにすると1072個になることが分かった。これは、全国民が毎食後に1錠ずつ服用する量に相当する。
健康保険審査評価院と国際保健医療調査機関のIMSが19日に明らかにしたところによると、韓国では患者が1回の治療で処方される薬は、平均で4種類を上回っていた。これは米国の2倍以上の薬を服用している計算になる。
多くの薬を服用することで生じる副作用も深刻で、健康保険が負担する薬代も雪だるま式に増え続けている。
キム・ミンチョル次長