ノーベル賞で脚光「クソニンジン」、韓方協会が乱用に警鐘

2015/10/08 09:20

ノーベル賞受賞の屠ユウユウ氏「1600年前の書物を参考に」 「東医宝鑑」にも効能記載 「頻繁に見られた雑草」が、抗がん効果説を受け珍しい存在に ブタクサと似ており注意が必要

 「クソニンジン」からマラリアに効果のある調合法を見つけ出した中国中医科学院の屠ユウユウ首席研究員(ユウは口へんに幼)=84=が、今年のノーベル医学生理学賞を受賞したことで、あらためてクソニンジンに対する関心が高まっている。  屠氏はクソニンジンからマラリアの特効薬となる「アルテミシニン」を抽出し、1990年代以降、マラリアの治療に大きく貢献した功績が認められ、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった..

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